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オリペナ~優勝への閂~ 3年目前期①

前回はこちら

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3年目前期その①です。セリーグ各チームのチーム状況とそれに対する寸評を書いています。また開幕前までに入団していた外国人選手の能力も見ていきます。

 

 

チーム成績の掲載順は昨年度の順位になっています。

なお前期終了時の成績を掲載しているので一部タイトルが明らかになっています。

 

チーム成績(セリーグ

TeNKUシーウィングス

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【寸評】

今季の先発陣はあまり好調とは言えず、防御率3点未満は野木のみ。それよりも厳しいのはQS率で70%以上を記録した選手は0。無論HQS率は更に低くロースコアゲームを作った先発はかなり少なかった。一方で打力もあってか大きく負け越した選手はいないのが救いか。
一方のリリーフ陣は盤石。セーブホールド共に稼げていないものの1点台を記録しているリリーフも多く、先発陣から引き継いだ試合をしっかりと抑えた。特に2年目の黒江はここまで20試合に登板して38回1/3を投げて防御率1.64とロングリリーフで失点を大きく防いだ。

打撃陣はクリーンナップこそリーグ最強と言っていい結果を残しているものの他が打てておらず非常に温度差の激しい打線となっており、得点力を大きく損なった。とは言えリーグではそれなりの打力を有しており、後期からの盛り返しに期待したい。

神戸セネタース

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【寸評】

先発陣はこちらも好調とは言い難いもののエース高塚に加えて2年目のトーミーが奮戦。点こそ取られるものの安定した投球で試合を作ることに成功し、勝ち試合を作った。
リリーフ陣は波こそあるものの優秀な面々が揃っており、塩屋はここまでリーグトップの28Sでありながらリーグ2位の38登板、50回1/3と大車輪の働きを見せており、自責点は僅かに2。他にも宮林や狩野がチームを支えた。
打撃は選手層の薄さが気になるところ。3割近い打率を記録している選手は多くいるものの控え選手が全く打てず、3割打者か2割打者しかいないと言っていいほどの温度差があり、ここまで大きなケガでの離脱はないものの主力の離脱があると怖い状態だろう。得点力はまだあるものの打率安打共にリーグワーストと好調とは言い難いか。

NOBELボンバーズ

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【寸評】

先発陣は円城寺のみ絶好調。ここまで最優秀防御率とリーグトップの10勝を記録しており、QS率は驚異の100%。リーグを代表する先発投手となった。一方で他の先発陣は軒並み試合を作れずQS率は平山の37.5%が最高。全員が防御率4点台以上を記録しており、全く安心できない先発陣と言っていいだろう。
リリーフ陣は優秀な面々が揃っているものの先発陣が勝ち試合を作れないこともあってホールドセーブ共に稼げておらず、苦しい状況が続いている。今季も清水兄弟は健在で強力なリリーフとして十二分の活躍を見せてくれている。

打撃陣はこれまた温度差を感じるものに。中軸こそ3割を超える打率を記録する選手が大勢いるものの他は2割に届くかどうかという選手が大勢いる状況。今季は杉山の調子が良くなく、昨年の爆発的な得点力からはかけ離れたものになった。一方で昨季入団したバントックは今季も安定した活躍を見せており、優勝にはここの頑張りが重要となってくるか。

武蔵野グリーンフロッグス

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【寸評】

先発陣は好調とは言えないながらも安定した結果を残しており、試合をしっかりと形作ることには成功。裏に強力な打撃陣を擁していることから大きく負け越す先発はいなかった。エース永久保は調子の波が激しく勝ちを掴むことは難しかった。
一方のリリーフ時はかなり厳しく、一番登板している家田がまさかの防御率9.00と全くアテにならない状況。他の面々も信頼できる水準には達しておらず、唯一頼れるのはロングリリーフも担当している早川のみ。ここの補強が非常に重要となるはずだが外国人は先発に大きく割いており国内からの選手を頼るほかない状況。
打撃陣は好調。まさかの高卒ルーキーの山上がここまで全試合に出場して3割超え。他にも東郷を始めとした中軸3人が3割を記録しており圧倒的な打力でセリーグの打撃成績で明確にトップに躍り出た。守備が評価されて出場を続けている駒津や溝田が貢献できていないのが気がかりなもののそれ以外でしっかりと引っ張っていけており、後期もこれが維持できるかがカギとなるか。

長崎NOAH'S ARKS

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【寸評】

先発陣は良くも悪くも安定。大きく崩されることは少ないものの圧倒的な投球を見せることも少なかった。一方で昨年一昨年とエースとして活躍した稲尾は今季は好調とは言えず苦しんでおり、後期の盛り返しに期待したい。
リリーフは波が激しいものの一部選手の奮起である程度形にはなっており、2年間守護神を務めた轟がチーム状況から中継ぎ抑えどちらも回っており、しっかりと抑えきっている。今季入団したシモンズも好調でここまで15イニングを投げて無失点。木田竜に至っては今季前半だけで先発・セットアッパー・守護神全ての役回りをしており大車輪の活躍を見せ、先発時にはノーヒットノーランも記録した。
打線は安定しているものの爆発力にかけており、低調。チーム本塁打王の柊は17本を打っているものの46打点とそれまでに打者を溜めれておらず得点が取れていない状況。ここは何とかして大砲を獲得したいところか。

ちばらきロジスドッグス

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【寸評】

今季先発は大不調。枡山が何とか試合を作っているものの他の先発陣は安定感がなく、試合を作ることが出来ていない状況で非常に厳しい。新戦力のグレシャムやアトキンズも結果を残せておらず、昨年主にリリーフとして活躍した楠田も今季は5.54と大乱調。かなり厳しいと言わざるを得ない。
それを支えているのがリリーフ陣。最も登板している縁ヶ丘こそ防御率5.24と不調なものの中宮や大原涼、館山がロングリリーフもこなしながらしっかりと試合を守ってくれており、勝てないながらもチームを支えてくれている。
打撃陣は爆発力のなさが浮き彫りに。昨年不調だったラムは今季は4番として奮起。チーム唯一の二桁本塁打とトップの打率で打線を牽引した、しかしそれ以外はあまり打てておらず大きく得点力を欠くこととなった。一方で酒々井南は24盗塁でリーグトップに躍り出た。

倉敷サンシャインズ

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【寸評】

先発は和氣が奮起。しっかりとエースとしての役目を果たし、試合を形作ってここまで7勝5完投と大活躍を見せた。美作も安定した結果を残したものの他はかなり厳しい状況。北杜はQSこそ達成するもののそれ以降が続かず長いイニングを抑えることが出来なかった。他の先発陣は基本的に5点台で試合を作れたとは言い難い。
リリーフ陣はリーグ最強と言っていい揃い方で今季入団のダルトリー、昨年最優秀中継ぎの星崎、守護神の武士沢に谷地、坂巻と防御率2.00未満の選手が揃いに揃っており、不安定な先発陣を完全に支えた。星崎はここまでリーグトップの23HPも記録。
打撃陣では塩見が主砲としてリーグ最多の24本塁打を記録。周南は今季不調ながらも最低限の仕事を果たし、昨年まで「未完の大砲」として知られていたペレスがここに来て覚醒*1。塩見に次ぐ20本塁打を放ってチームのリーグ最多本塁打に貢献した。

長良川ペリカン

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【寸評】

先発陣は可も不可もなくといったところ。エースとして戦った新垣はエース対決を乗り切れずここまで3勝6敗と苦しく、元エースの高木信もかつての輝きを取り戻せてはいない状況。
一方のリリーフ陣はある程度安定しており、2年目のフィンクや水野らが先発陣をしっかりと支えた。特に長谷川の活躍は目覚ましくここまで33回2/3を投げてまさかの無失点。今季の連続無失点イニングはセネタースの塩屋に譲っているもののあと2イニングで並ぶため今後の活躍に期待がかかる。
打撃陣は好調。規定打席に到達していないものの呉東碩と李昌珉は3割を記録。主砲の棚橋も17本塁打と打っており、個人での打点は稼げていないもののリーグ2位の311得点を記録した。

 

 

トレード

4月1日 タートルズ糸満⇔バロンズ一宮

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4月26日 ボンバーズ百田⇔クラウンズ西井

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6月1日 サンシャインズ宮武⇔コンドルズ仁科

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6月16日 タートルズ山﨑⇔サンシャインズ泉

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【寸評】

糸満と一宮のトレードは主力級の移籍でかなり凄いですね。どちらも全然活躍しておかしくない。百田と西井に関してはなんで…?鮫トレ感凄いですね。
他はまあ…そんなところなんじゃないかって感じですね。それにしても捕手が弾になる確率高すぎません?

 

新外国人選手

3月1日 サンシャインズ ダルトリー

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【寸評】

ここまで防御率1.91と安定した成績を残してサンシャインズに大きく貢献。大きなスクリューでしっかりと打ち取れているか。高い制球力もあって塁に選手を出さずここまでのWHIPは0.73と圧巻。この調子を維持できるか。

3月1日 セネタース スタイナー

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【寸評】

ここまで登板なし。流石にこの能力では厳しいか。

3月1日 ペリカンズ ブリテン

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【寸評】

守護神として投げているもののここまでで8Sしながら3敗では厳しいか。14回1/3と特別投げているわけでもないのも難点。ペリカンズでは現在守護神が固定できておらず、そこにハマったわけだが流石にこの成績では厳しいか。抑えしか出来ないのも難しいところ。

3月1日 NOAH’S ARKS シモンズ

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【寸評】

ここまで15イニングを投げて無失点。リリーフとしてNOAH'S ARKSに大きく貢献している選手。WHIPはここまで0.53と出塁を許しておらず対左打者の被打率は驚異の.063。そもそも打たれたヒットがまだ5本では打たれる打たれない以前の問題か。この調子をどこまで維持できるか。

3月1日 フロッグス フィンレー

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【寸評】

それなりに期待されてもおかしくない能力なものの外国人枠に阻まれてかここまで出場はなし。先発中継ぎ共に苦心しているフロッグスの救世主となりえる存在ではあるがチャンスがなければどうしようもないか。

3月6日 タートルズ フロスト

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【寸評】

厳しいと思われていたもののしっかりと活躍を見せつけてここまで16S。タートルズの守護神として名乗りを挙げた。イニングはそこまで投げているわけではないもののここまで敗けはついておらず負け越しを許さないピッチングは信頼できるか。

3月6日 クラウンズ エルスバーグ

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【寸評】

投げたイニングとほぼ同じの失点と全く信頼できない選手だった。流石にこの能力では厳しかったか。流石にこの成績と能力だとアレなので2軍に下ろしておきます。

3月11日 カテナチオ ハース

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【寸評】

パワーこそ前評判より低いもののおよそ想定通りの能力に落ち着いた。打率こそそれなりにあるものの159打席で1本塁打では求められた役割は果たせていないと言っていいだろう。後期は期待された長打を放って優勝の立役者となってほしい。

3月20日 ボンバーズ コンウェイ

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【寸評】

最速100マイルとは?ここまで登板は0。流石に10マイル近くの虚偽申告はボンバーズでは許されなかったか。このまま退団だと思います。

3月31日 セネタース バクスター

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【寸評】

予想能力からは大きく下がったもののここまで15本塁打と求められた結果を残しており、チーム最多の15本塁打を記録。主砲として認知され始めた。この調子でホームランを量産してもらいたい。

3月31日 ダイナソーズ エッジカンブ

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【寸評】

先発投手として長いイニングこそ投げないもののQS率80%と十分な成績を残した。得点圏に強く、全体の被打率.264に対して得点圏では.207。得意の左打者に対しては.163と圧巻の投球を見せつけてここまで7勝1敗。調子にムラがあるものの好調時の凄さを維持できれば優勝の立役者になれるか。

3月31日 ロジスドッグス グレシャム

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【寸評】

やはりこの能力では厳しかったか。先発陣が不足しており、援護点に恵まれなかったこともありここまで1勝6敗と大きく負け越すこととなった。とは言えまだ機会はあるはずなので今後の活躍に期待したい。

 

 

雑感みたいな

えー、勘のいい方は気づいたと思いますが今季は非常に打高で、規定投球回クリア&防御率2点台が僅か3人です。これに気づいたのが書いている途中だったので特に上の方で書いているTeNKUシーウィングスとかの先発評価とかは若干辛口になっています。書き直すのしんどいので許して…。

ちなみに一番注目した選手はフロッグスの山上。高卒ルーキーでこの成績はバケモンだろ!とは言え能力からしても揺り戻しがあってもおかしくなさそう(ミートC66で多分ノリノリ期間終了してる)なので後期にどうなっているのか。期待しましょう。

なお、2年目後期であった「注目選手」は後期のみやります。理由はそれなりに労力がかかるのと記事執筆時普通に忙しくてそこまでする余裕がないからです。後期は絶対にやります。

 

 

次回

 

*1:ゲーム上の「能力覚醒」という意味ではない