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オリペナ~優勝への閂~ 3年目後期②

前回はこちら 

 

3年目後期その②です。パリーグ各チームのチーム状況とそれに対する寸評を書いています。また後期に入団した外国人選手の能力も見ていきます。
なおトレードは後期に全く行われなかったのでスルーします。

 

 

チーム成績の掲載順は前期時点での順位になっています。

なお表彰式終了時の成績を掲載しているので一部タイトルが明らかになっています。

 

チーム成績(パリーグ

新浜バロンズ

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【寸評】

先発はリーグトップクラス。エース三島は10完投6完封と素晴らしい投球を見せて12勝。続く八神もイニングは稼げないものの準エースとしては十分すぎる活躍を見せた。しかし援護点に恵まれずそれぞれ勝ち越しは5と2と大きな貯金を作ることあh出来なかった。一方で新外国人のバークリーは13勝5敗と大きく勝ち越すこととなった。
リリーフも安定。主要な6選手がシーズンを通して回り、しっかりと役割を果たす形に。一方で昨年まで強い安定感を見せていたサドラーが今年は不調。42Sと昨年と変わらない活躍を見せたものの防御率3.20と昨年の倍近く点を取られる結果となった。
打線は好調。主軸であるエアーズを始めとした選手が出塁を重ねてしっかりと得点するお馴染みのパターンで点を重ね、投手陣の安定感もあって勝ちをもぎ取った。一方で爆発力には欠け、本塁打数はリーグワースト2の94本、得点もリーグ中位とこれまでのような力強さとはならなかった。

【注目選手】

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【今季成績】2023年

25登板(内25先発) 191回0/3 2.31 勝率.632 12勝7敗 0H 0S
10完投 6完封 139奪三振(率6.55) 52四球 5死球 四死球率2.69 2暴投
11被本塁打(率0.52) 155被安打 被打率.221 51失点 49自責点 WHIP1.08

みちのくダイナソー

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【寸評】

先発陣は好調とは言い難いシーズンだった。援護点もあってか勝ち星はある程度稼ぎ、試合は途中まで作るもののしっかりと投げ切ることは出来ず、失点もそれなりに重ねることもあり大きな柱を作ることは出来なかった。今季入団したエッジカンブが一番好調だったものの今季退団がすでに決定している。
それを支えたのがリリーフ。こちらも点を取られはしたものの試合を落とすこと箔なく、特に昨季入団したクロフォードと以前から所属しているパーマーの2枚看板のリリーフがしっかりと抑えて2人合わせて90HPを記録。一方で守護神の佐倉は好調とは言い難く、43Sで最多セーブを記録したものの8敗と守護神と呼ぶには少し厳しい数字となった。
打線は安定。規定到達選手が全て.280以上の打率でありながらそれが5人も揃っており塁にしっかりと出ており、主砲アンドリューを中心に多くの打点を記録。控えの選手もしっかりと打ってリーグ3位の得点を記録した。

【注目選手】

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【今季成績】2023年

70登板(内0先発) 70回0/3 2.57 勝率.375 3勝5敗 49H 3S
0完投 0完封 42奪三振(率5.40) 14四球 1死球 四死球率1.93 0暴投 
8被本塁打(率1.03) 62被安打 被打率.235 21失点 20自責点 WHIP1.09

SHIELDS カテナチオガーディアンズ

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【寸評】

先発陣は好調。エース河嶋は援護点に恵まれなかったものの10完投5完封の大暴れを見せて9勝、昨年出場機会に恵まれなかった遠藤がシーズンを通して活躍し、以前から注目されていた久保が今年からローテーション入り。調整不足で離脱することもあったものの十分な活躍を見せた。一方で昨年好調を見せた森川と日下部が打ち込まれるケースが目立ち、昨年までローテーションを守っていたラモスは不調が続いて出場機会がほとんどなし。暗雲がないわけではなかった。
リリーフは全体的に好調。ワンポイントの齋藤が稀に打ち込まれてしまったもののそれ以外のリリーフ陣は安定感のある投球を見せてくれた。しかしリリーフに回った飯島は大きな失点を重ねるケースがあり、ロングリリーフを務められる選手の確保が必要か。
打線は曽根が計算できる打者に。前期ほどの活躍は出来なかったものの3割近い打率に20本塁打をマーク。中田と共に年間を通してシーズンを戦った。DHの諸星は離脱こそ多いものの曽根中田らの残した走者を一掃する打撃を見せて昨年から大きく飛躍。
新人の中では笹島が高卒ながら一定の成績を挙げて今後の打撃陣の展望に光を指した。

【注目選手】

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【今季成績】2023年

117試合 .280(460打数129安打)  15二塁打 2三塁打 2本塁打 21打点 66得点 53盗塁(.815)
85三振 38四球 7死球 18犠打 1犠飛 4併殺 出塁率.344 長打率.335 OPS.679 RC27:4.61

愛媛ブルークラウンズ

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【寸評】

先発は小林が投手三冠を達成*1。8月にはノーヒットノーランを2度も達成するなど2023年度パリーグ最強投手として名を上げた。中村もイニングこそ消化できなかったものの8勝と昨年から引き続いてクラウンズを支えた。他には山本が活躍したものの他の投手は活躍出来たとは言い難く、一部先発の強力さが目立ったもののシーズンを戦うには先発の駒の足りなさが見受けられた。
リリーフは人材不足が拭えなかった。守護神の岩井は守護神として38Sを挙げて一定の活躍を見せ、藤尾もロングリリーフもこなす活躍を見せたが、登板が集中したボイヤーと青山はリリーフとしても厳しい数字。清水や加藤らも防御率こそ2.00~3.00台と活躍を見せたものの登板機会が少なくシーズンを通した活躍をしたとは言い難く、一部選手に登板が集中する状況が続いてしまった。
打撃はバーンハートが爆発。47本塁打142打点、出塁率のタイトルも獲得して打撃三冠を達成し、リーグ最強打者と言っていい活躍を見せた。本塁打王は2021年以来2度目。3番を打った福永も32本塁打110打点とチームの勝利に大きく貢献。チームも本塁打と得点でリーグトップの成績を修めた。

【注目選手】

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【今季成績】2023年

143試合 .329(510打数168安打)  23二塁打 1三塁打 47本塁打 142打点 100得点 6盗塁(.600)
99三振 97四球 5死球 0犠打 1犠飛 12併殺 出塁率.440 長打率.655 OPS1.095 RC27:10.27

IEGAグリフィンズ

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【寸評】

先発陣は人材不足が深刻化。エース中岡はここ3年で最高の結果を残してエースらしい結果を残したものの他の投手陣は厳しく、他に見れそうなのが月岡のみ。その月岡も調整が上手くいかないことが多々ありシーズンを通しての活躍は出来なかった。特に昨年ドラフト唯一の投手である久本が期待に応えられなかったのが大きい。
それを支えたのはリリーフ陣。一様に安定した成績を修めながら多くの選手が度重なる投版をこなしてしっかりと支えた。一方で昨年まで多くのホールドを重ねていた片瀬が今季は登板機会に恵まれず24HPに留まり、シーズンを通して守護神を用意できなかったこともあり守護神を務めた白川は6敗で防御率7.02と守護神とは言い難い成績になってしまった。
打撃では中原が昨年から飛躍。本塁打はそのままに打率があがったことで打線のつながりが良くなり3~7番まで50打点超という重厚打線に。2桁本塁打も6人おり、リーグトップクラスの打線を形成。一方で主砲の天野は調子を上げることが出来ずに今季は僅か18本塁打。昨年から引き続いて本来の力を発揮できなかった。やはり主砲のプレッシャーが重いのか。

【注目選手】

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【今季成績】2023年

129試合 .337(558打数188安打) 34二塁打 4三塁打 18本塁打 73打点 91得点 14盗塁(.667)
75三振 63四球 5死球 3犠打 0犠飛 5併殺 出塁率.409 長打率.509 OPS.918 RC27:8.03

神戸ブラックコンドル

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【寸評】

先発は昨年から引き続いて大蔵が活躍。7完投4完封とリーグ屈指の活躍をしたものの昨年まで続いていた防御率1点台の維持は出来なかった。他には高橋玄が多くのイニングを投げて安定した活躍を見せた一方で他の先発は安定感を見せられず大きく負け越す形となった。
それをリリーフが支えた。特に武村・大本・朱諸珉の三人が活躍。武村はワンポイント中心の起用だったものの15HPでしっかりと抑え、朱諸珉はセットアッパーとして28HP、大本は自己最多となる39Sを挙げて通算100セーブも達成。他にも水上や小野里らがリリーフとして尽力してくれたおかげでそれなりの勝ちを掴むことも出来た。
一方の打線は淡泊。今季入団したイーレは主砲として十分な活躍を見せたものの3割や30本塁打といった大台には乗れず。昨年まで30本塁打を続けた兵頭が今季23本塁打と不振だったのも大きく、得点に繋がらず打率・得点・安打でリーグワーストとなってしまった。

【注目選手】

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【今季成績】2023年

48登板(内0先発) 43回2/3 0.82 勝率.000 0勝1敗 8H 39S
0完投 0完封 46奪三振(率9.48) 7四球 1死球 四死球率1.65 暴投 
1被本塁打(率0.21) 27被安打 被打率.178 4失点 4自責点 WHIP0.79

タノウエタートルズ

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【寸評】

先発はやはり山中。年齢もありリーグトップクラスの活躍とは行かなかったもののチームトップの活躍を見せ、QS率は90.5%を記録。イニングも多くは食えなかったものの唯一の規定投球回到達となった。他の先発では吉川が活躍。長いイニングは投げられず規定投球回到達経験はないもののある程度試合を作った。他の先発は多少心許ないながらもそれなりに成果を出したがやはりイニングを食えた選手はいなかった。
リリーフは不安定。今季入団して守護神を務めたフロストはその役割からはやはり心許ない数字、セットアッパーの福田も昨年の活躍からは大きくかけ離れた結果で他の選手も同様に不安定な投球が目立ち、強力なリリーフの投入が待たれることとなった。
打線は移籍組が活躍。昨年ボンバーズを自由契約になった桑原は規定未到達ながら首位打者に。今季入団のトレイナーも打率は2割中盤と安定したとは言い難いながらリーグ2位となる38本塁打を記録。不安視されていた打線の弱さを払拭する強さを見せつけた。

【注目選手】

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【今季成績】2023年

104試合 .356(368打数131安打)  17二塁打 0三塁打 19本塁打 75打点 55得点 1盗塁(1.000)
43三振 57四球 5死球 0犠打 2犠飛 2併殺 出塁率.447 長打率.557 OPS1.004 RC27:10.13

※桑原は認定首位打者なのでタイトルとしての打率は.346

OKAYAMAオクトパス

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【寸評】

先発陣は宮永が活躍。他球団のエースと比較すると見劣りするもののオクトパスのエースとしては十分な活躍を果たして174回2/3を投げて13勝。完投も6つと結果を残した。他の先発も松下が規定投球回に僅かに満たなかったものの防御率3.50と悪くはない数字、全体的にいいとは言い難いものの大きな破綻はなくなったか。
リリーフはしっかりと仕事を果たした。守護神のバスケス3年連続で守護神を任されて33Sで失点も少なくその役割を果たし、五島や川崎も失点はありながらHPを20以上稼いだ。江副や中原はHPこそ稼いでいないもののロングリリーフもこなしてチームの苦しい投手事情をしっかりと支えた。
打線は上手くつながった。20本塁打を達成した選手こそいないものの直前の選手が浅井、武、アキノと3人。突出した選手はおらず打率もリーグワースト2と苦しい数字を残したもののその長打力と繋ぐ打線、出塁力で得点をもぎ取った。

【注目選手】

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【今季成績】2023年

24登板(内24先発) 174回2/3 3.40 勝率.591 13勝9敗 0H 0S
6完投 2完封 169奪三振(率8.71) 61四球 3死球 四死球率3.30 0暴投 
14被本塁打(率0.72) 179被安打 被打率.266 70失点 66自責点 WHIP1.38

 

新外国人選手

7月12日 タートルズ コール

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【寸評】

能力は当たり外国人。しかし与えられた機会をモノに出来ず133打席で僅か1本塁打に留まってしまった。タートルズにとって貴重な長距離砲になりえたものの今後の動向がどうなるか。

7月19日 シーウィングス アハル

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【寸評】

おお…もう…。ナックルボーラーであり、特殊能力も優秀なものが揃っているがやはり元々の能力がこれでは厳しいか。なお今季は同期入団のヘスキーと共に出場機会すら与えて貰えておらずこのまま退団の可能性が濃厚だ。

7月23日 カテナチオ エメット

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【寸評】

期待のかかった大砲であり結果も残したものの守備の弱さもあり、ちょうど諸星が帰ってきたことも重なって入団したものの出場機会をほとんど与えられなかった。既に衰えが見え始めており、今季限りの契約になる予定だ。

7月28日 グリフィンズ ブランドル

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【寸評】

登板機会は与えられたものの全く仕事を果たすことが出来なかった。能力としては凡で制球が持ち味なもののそれ以上に優れたモノはなくこの能力ではリリースもやむなしか。

7月31日 ペリカンズ ヒューイット

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【寸評】

ポテンシャルは非常に高い外野手で十分な打席数を与えられたとは言い難い(75打席)もののそれでもこの数字は厳しいか。とは言え少ない打席で3本塁打を放っており、ペリカンズの光になりえる存在でフルイニング出場も可能な大砲と考えると契約を継続した方がいいように思えるが…。

 

雑感みたいな

パリーグも打者三冠&投手四冠どちらもギリギリで阻止という稀有な事例。とは言え小林の奪三振は上に3人いたためにかなり厳しかった。バーンハートの三冠は上に林田と首位打者の桑原がいたため阻止された。凄いハイレベルな戦いでした…。というかクラウンズにバケモンみたいな選手が2人もいますね…。

カテナチオは曽根が上がってきたことでかなり打線が盤石になりました。本塁打は少ないですが近いうちに優勝できそうな気がしています。もしかすると留学もある程度縛った方がいいのかもしれない…。

 

次回(今日か明日)