【OB・2024-2025】中尾　碩志（投手）1955年【パワナンバー・画像ファイル】

では能力。

中尾碩志
1939～1942,1946～1957年
ポジション：投手　投打：左投左打
経歴：京都商業学校→東京巨人軍＆読売ジャイアンツ

516登板（内381先発）　3057回0/3　2.48　勝率.622　209勝127敗　-H　-S　完投184　完封45　奪三振1597(率4.70)　四球1436　死球38　四死球率4.34　暴投33　被本塁打116(率0.342)　被安打2386　失点1081　自責点842　WHIP1.25

【1955年成績】

31登板（内23先発）　183回0/3　2.11　勝率.640　16勝9敗　-H　-S　完投7　完封1　奪三振81(率3.98)　四球44　死球5　四死球率2.40　暴投0　被本塁打11(率0.541)　被安打149　失点54　自責点43　WHIP1.05

　戦後初の投手三冠王、中尾碩志選手です。

　1939年に東京巨人軍に入団。ルーキーながら登板を重ね、終盤の11月3日に自身初となるノーヒットノーランを達成。1941年にも四球を多く出しながらも自身二度目となるノーヒットノーランを達成。1943年に入営により戦線を離脱。
　戦後すぐにプロ野球に復帰したものの、思ったような成績を残せず旬が過ぎてしまったかのように思えたものの、1948年には投げに投げまくり完投・完封を重ねて防御率1.84、27勝、187奪三振で投手三冠を達成。沢村賞にベストナインと圧巻の活躍を見せた。
　しかし翌年からそれまでの酷使や年齢による衰え、ラビットボールの導入によってか成績を大きく落とし、1952年には僅か4先発にまで出場機会を減らした。
　1953年からは打って変わって四死球率が大幅に向上。三振も減ったものの技巧派転向に成功しカムバックを果たし、1955年には防御率2.11と完全復活を果たした。
　

能力について

　技巧派時代です。このくらいになると地味に情報が出てくる。
　技巧派に転向したということで球速を大きく落としてコントロールを上げています。
　キレ○と低め○は技巧派要素。多分上手かったんじゃないかなぁ…。

　なお、変化球はドロップ、チェンジアップ、スクリューボールにしていますが、正直なところスクリューボールをサークルチェンジベースのオリ変にして2球種にするのが正解だと思います。「チェンジオブベースの使い手」と書かれていたのでチェンジアップをつけましたが、緩いスクリューで緩急織り交ぜてたのが実際のところだとおもいます。
　単純に3球種の方が技巧派っぽさが出るのでつけているだけでこれは多分不正解だと思います。（オリ変つける元気がなかったのもある）