例のごとくsenのパワプロ日記さん主催の第8回合同リクエストが開始されました。ので、その選手です。
あんまり参考にならない画像
では能力。
東澤 マオ(ひがしざわ まお)
ポジション:遊撃手 投打:左投左打
【リクエスト本文】
3. 東澤 マオ(ひがしさわ まお)
赤い国から帰ってきた野球革命家———その名はマオ。
腐りきった球界を野球文化大革命で破壊し創生しようと企てている。
大躍進打法と呼ばれる豪快なフォームが彼の持ち味。
そのスイングで球界を牛耳る悪を一掃するであろう・・・
(原文ママ)
能力について考える
えー、今まででもトップクラスに難しいやつですね。全く頭に能力が浮かばない。
とりあえず原文を1つ1つ丁寧に見ていきましょう。
「赤い国」に関しては真面目に置いておきましょう。これに関してはマジで考えても無駄というかどうしようもない。
次に「野球革命家」について。野球の革命として有名なのは「フライボール革命」ですね。これについては後述します。
次に「腐りきった球界」について。何が「腐りきっ」ているのかは全くもって不明なので放置して次に進みましょう。
「野球文化大革命」…。さて文化大革命と言えば1966年から1977年まで中華人民共和国で起こった共産主義の暴走であり、「革命的」にするためにありとあらゆるものを破壊していった結果、国の発展を大きく遅らせることとなった政治的大失敗のことですがこれに関しても後述します。中身はWikipediaで調べた内容を雑に書いたものになりますが許してね。
「大躍進打法」とかに関しては変なフォームにすることで対応しました。まあ変なフォームです。
フライボール革命について
雑に説明するとMLBでフライを狙う打撃スタイルが流行ったことを指します。
これはそもそも外野にフライを運ぶのはゴロを打つよりも安打率が高く、遠くに飛ばすだけ進塁しやすくなり得点に繋がる(本塁打を打てばそのまま点になるし)こと、加えて昨今のデータ化の加速によって極端な守備シフトが引かれることが多くなり、内野を抜けるゴロが減少したことから外野にフライを狙う利点が大きくなったことが背景にあります。
まあ単純に内野の狭い範囲に5人いるのと外野の広い範囲に3人しかいないのどっちがヒットになりやすいかといえば後者だよねって話ですね。
この流行によってケース別に打撃を変えるようなことが極端に減り、「効率化を求めるがゆえに野球が淡泊になってしまった」という批判も挙がってはきている。
文化大革命について
雑に説明していきます。付け焼刃でWikipedia読んで学びました。
まず大躍進政策による大失敗*1から政治的な地位を後退していた毛沢東が再び返り咲くために学生らを焚きつけて政敵(修正資本主義)を攻撃。
暴走した学生ら(紅衛兵)による攻撃で最終的には政敵の打破に成功したものの、紅衛兵や共産党党員の勢い余った暴走で一般人も吊し上げの対象となっており、更には貴重な文化財も「反革命的」として破壊されたり、伝統文化の継承者が迫害されたりと文化的に大打撃を食らった。
また紅衛兵(1000万人とかそんなん)は派閥争いによって内部分裂が起こり、武力闘争にまで発展したことから政府によって辺境の農村に半強制的に移住させられることに。彼らは文化大革命後に農村から解放されたものの10年近く農村に縛られていたことから高等教育を受ける機会がなく、文化大革命により教育の担い手も迫害対象であったことから特にこの世代の教育水準が非常に低く、中華人民共和国の発展に著しい被害をもたらした。
これらの一連の思想統制による暴走を「文化大革命」と総称している。ホンマ怖い。
能力について考えるPart2
えー、世界史の授業もどきから戻ってパワプロの能力の話に戻ります。
「野球文化大革命」についてですが、現実の文化大革命に即した形で考えます。つまり「今までの歴史や新しいトレンドを無視した別の打撃or投球スタイルを流行らせた」ということで考えましょう。…出来んのか?
えー、新しいトレンドについてはそうですね、ちょうど「フライボール革命」がありますしその説明をしたのでそれで済ましましょう。投球スタイルのトレンドに関しては流石に無知なので無視します。
その逆を考えるとゴロを叩きつける打撃ということになるんでしょうか。うーん、これが流行れば野球界に致命的な素晴らしい影響を与えそうですね。採用しましょう。戦前の大下弘が現れたりする前やベーブルース登場前のMLBとかはゴロを打つことが主流でしたけど無視です、無視。そこまでは対応できねえ!
となると弾道は1。叩きつける関係からパワーを盛りたいですが盛りすぎたらペナントで回したら高確率で弾道2になっちゃうので特殊能力で盛りましょう。具体的にはプルヒッターをつけます。打撃が激しくなりますね。他にも打撃が激しくなりそうな感じのものをつけておきましょう。
なお守備についてですが現在のトレンドはUZRです。UZRは足が速いと高くなりやすいらしいので走力は削ります。で、守備力についてはそこそこ盛っておきます。これでトレンドと反対方向に行った選手になりそうですね。とりあえず遊撃手にしておきましょう。
査定について
投打は遊撃手ですが左投左打です。常識の逆を行くスタイル。
基礎能力
打撃能力は上述のように弾道は1。ミートが高い方が「評価」されやすいと思うので高めに設定。パワーは弾道が上がらないように低めに。
走力は上述のように低めに。Fにすると流石にアレなのでEどまりで。
肩力はそこそこ程度に、守備は高めに。これでUZRでは評価されない守備の上手い選手になりそうです。
特殊能力
チャンスF:流石にゴロを打とうとする選手は打点力がないので…。
プルヒッター、アウトコースヒッター、対変化球○:打球を強くするため。
ダメ押し:文化大革命感。
悪球打ち:やらかし度合いが…。
余談
弾道1にプルヒッターとかがついていますが、これはフライボールを打つ相手選手に打球を当てて粛正するという意味合いがあります。
合同リクエスト企画について
細かい詳細はこちらから。
久々に行われたオリジナル選手の設定を参加者同士で投げ合って互いに制作しあうというやつです。毎回頭おかしいお題が出てきて苦しむ人が出ることに定評がある企画です。
参加者は主催者であるSenさん、sawaさん、ごえんだまさん、怨霊さん、いけすさん、パワヒさん、カメハさんに僕を加えた8人でやりました。
※ブログがある人についてはリンクを貼りつけているので飛んでください。
以下、各ブログの制作選手
Senさん作-
sawaさん作-
ごえんだまさん作-
怨霊さん作-飢腹 球 エメリーボーラー
いけすさん作-
パワヒさん作-
カメハさん作-
画像ファイル
パワプロ2018で使用可能。
画像ファイルの使用方法についてはこちらを参照してください。
その他の選手についてはこちらから!
*1:欧米に追いつくために現実無視の酷く過剰なノルマ設定を課した結果、昇進のために幹部がノルマ達成を捏造。数字上「余剰分」とされた作物などを輸出した結果、数千万単位の餓死者を出した