特に脈絡のない外国人OB選手です。
ご尊顔。
では能力
テリー・スティーブ・リー
1983年
ポジション:一塁手 投打:右投左打
【NPB通算成績】1983年
44試合 .319(144打数46安打) 8二塁打 0三塁打 10本塁打 29打点 22得点 1盗塁(1.000)
38三振 12四球 0死球 0犠打 2犠飛 4併殺 出塁率.367 長打率.583 OPS.950
大阪近鉄バファローズに所属したテリー・リー選手です。
MLBのドラフト1巡目で指名された将来を有望視された選手であったが、メジャー昇格はなくメキシカンリーグを経て1983年に大阪近鉄バファローズに入団。他球団に「テリー」「リー」の登録名の選手がいて紛らわしいとのことでフルネームの「テリーリー」が登録名に。入団当初は外国人枠の問題もあって2軍暮らしが続いたものの、1軍の外国人選手がケガをしたことにより1軍に昇格。
5月末にスタメン出場を果たすと、力強いフルスイングで長打を量産。6月5日には満塁弾でNPB初本塁打を飾り、次の6月7日の試合でも2打席連続本塁打で日を跨いでの3打席連続本塁打を記録。あれよあれよと4番にも座って1月ほどで10本塁打と凄まじい活躍を見せていたものの、8月上旬に左肘を脱臼。8月6日を最後にスタメン出場が途絶えてそのままカムバックを果たすことなく1年で退団した。
現在の動向は不明だが、彼が散らかしに散らかした部屋がそのまま翌年に入団した超大物MLBプレイヤードン・マネー*1とその家族が使うことになり、これがマネー退団の遠因になった。
査定について
通算成績とマイナー成績をザックリ見ました。
基礎能力
弾道は迷いましたが、メチャクチャ長打打てそうだったので4に。
ミートに関しては後述。パワーは気持ち盛りました。
走力は代走を出されていることなどから低めに。
肩力は直近で三塁手を務めていたこともあってちょっと高めに。
おそらく守備難だったと思われるので守備は低めに。
特殊能力
チャンスC: 正直得点圏打率は低いと思われるが、格のようなものをつけたかった。
ケガしにくさF:ケガによる離脱のため。
固め打ち:連続本塁打や調子極端に拍車をかけるため。
ミートについて
打率.319にミートDとは何事じゃという話ですが、当時パリーグはそこそこ打高だったということもあります。また、入団2年前の3Aでの成績が.235と芳しくなく、その影響でメキシカンリーグに移籍しているであろうこと、1年で解雇された(メキシカンリーグに戻っている)ことも加味してこの数字になっています。打席数が少ないというのもありますが。
まあ退団した理由はドン・マネー選手と同じように環境が酷すぎたからというのがあるかもしれないですが(メキシカンリーグより酷かったのか?)
所感
なんでこのレベルの選手を手放したのか普通に疑問ですが、ドン・マネーと話がついたからなのか契約で揉めたのか…。金村氏に解説をお願いしたいですね…。
どうでもいい話
カメハのパワプロブログさんでやってる「カメハペナント戦力分析(楽天編)」からドン・マネーの項目見て、マネーを雑に調べてたらこの選手が出てきて結構いい感じの成績だったのでやりました。
細かい情報(得点圏打率とかはどうでもいい)があれば教えていただけると幸いです。一番欲しいのはどの程度飛ばしてたか。
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