新人王キャンペーンの続きです。
ご尊顔はご用意できませんでした。
では能力。
木村 保
1957~1964年
ポジション:投手 外野手 投打:右投右打
【新人王シーズン】1957年
47登板(内34先発) 222回2/3 2.46 勝率.656 21勝11敗
完投9 完封5 奪三振122(率4.93) 四球56 死球3 四死球率2.38 暴投1 被本塁打23(率0.930) 被安打175 失点71 自責点61 WHIP1.04
※通算投手成績は実働2年かつ2年目が12イニングほどしか投げていないため表記しない。
短命に終わった南海の新人王、木村保選手です。
1957年に南海ホークスに入団。公式戦第2戦でプロ初登板初完封をして華々しいデビューを飾るとそのまま4月14日の阪急戦まで29イニング無失点。以後も主に先発投手として出場してシーズンを通して活躍。優勝こそ逃したもののチーム内最多勝を記録するなど先発投手としての役割を果たした。
しかし、この酷使が祟ってか肩を故障して翌1958年に12回1/3を投げて投手の道を断念。野手に転向したものの大きな活躍は出来ずに1963年に引退。
査定について
実働が短いので1957年のみ見ています。なお外野手適正ですがつけたかったのでつけました。
基礎能力
球速は不明ですが、なんとなく148km/hにしておきました。
コントロールは四死球率などから推察。そこそこいいと言ったところか。
スタミナはすごく迷ってこのあたりに。Bにするか迷ったが結構長いイニングを投げることが多いので。
変化球
シュートとカーブ、チェンジアップを確認。すべて採用して武器であったシュートを高めに。
特殊能力
対ピンチB:リーグ平均LOB%:.723 木村保LOB%:.808
対左打者E:サイド気味だったことから。
ケガしにくさG:実働が1年だったということもあるが、一時期離脱しているらしい期間*1が見当たったことも加味。
一発:リーグ平均被本塁打率:0.494で倍近くの頻度で打たれていることから。球団のトップレベルの選手としては結構珍しいと思います。
所感
この時代に見かける1年だけメッチャ活躍した選手の一人です。当時は使い方が荒かったのでこういうことがよく起きますね。ただし、今まで見た中では飛び抜けて脆いタイプだと思います。シーズンでの登板成績を見ていても後半にかけてバテている感が見えました。
なお、1961年に満塁サヨナラ弾を放っているためサヨナラ男をつけています。
新人王キャンペーンではありますが、今回は通年査定(通年査定ってなに?)みたいなやつですね。
画像ファイル
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*1:高頻度で出場していたものの6月19日の次が6月30日と期間が開いている上、その登板でも先発なのに3人を相手にして降板している。その次は試合がなかったこともあって7月14日まで登板なし